Pharmaceutical patents are big business @ KPBS: These days

今すぐ聴きたい方は⇒こちら [14m33s 2005-10-25]
2つ目に紹介するのは、米国サンディエゴのラジオ局からのプログラムです。医薬品開発においてなぜ特許化が必要なのか、またひとつの薬の開発にどのくらい費用がかかるかについて、バイオ専門の弁理士(Patent Attorny)と、サンディエゴのバイオ企業の業界団体BiocomのCEOが解説しています。
バイオテク企業、製薬企業にとって重要な、特許についてや開発費についての話としては、コンパクトにまとまったやさしい解説になっていると思います。
米国には、Biotechnology Industry Organaization (BIO)というバイオテク企業の業界団体があります。Biocomはそれのサンディエゴ地域版です。サンディエゴで有名なバイオテク企業といいますと、今はBiogenと合併したIdec Pharmaceuticalsや、試薬で有名なInvitrogenがあります。Biocomの活動は今回のようにマスコミなどへの広報活動や、いわゆるポジションペーパーというものを発表し業界の意見表明を行ったりすることが主ですが、そのほかに面白いと思ったこととして活動のひとつに「共同購入」があることです。日本で言いますと、中小企業協同組合が加入者に高速道路の別納カードを斡旋していたというのと同じかな、と思います。